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2007年3月 1日

オリンパス ペンS

オリンパスワイドEが使える状態になったので、続いてペンSを診てみた。
このカメラもレンズとファインダーが曇っている。
シャッターは全速切れるけど、なんとなく動きが遅い感じ。それにB(バルブ)は開きっぱなしにならないですぐに閉じてしまうことがある。
フィルム巻上げはゆっくりやらないと巻上げが止まらず、そのまま次の巻上げをしてしまう。せっかちな人はフィルム1本を全部一気に巻き上げてしまうことも出来るのだ。これはありがたくない。
外観では左側の吊り金具が無くなっている。初代のペンには最初から片側しかないタイプもあるらしいが、これにはそれ用の穴が空いているので紛失により片耳状態になったものだ。
はたして使えるようになるだろうか。

とりあえず輝きのないレンズはクリーナーで拭いたらツヤが出た。嬉しいことに内部にカビは見あたらない。コーティングに小さいブツブツや傷がいくつもあるけど使えそうだ。

希望を胸に、上部カバーを外しにかかる。
だけど巻戻しノブを外すとき
「やってしまった〜」
ノブを貫通した軸に板バネが留めてあるとは知らずそのまま回してしまった。ポロッと板バネが落ちて気付いた時にはそれを留めてたビズの頭が小さくなってしまっていた。だから素人はやっちゃ駄目だって言ったのに。(;o;)

気をとり直して作業再開。上部カバーは無事にとどこおりなく外すことができた。って
#(`◇´)/ ビズを1本だめにしているじゃないか〜

その件はあとで考えるとして
ファインダーの掃除に取りかかる。
ファインダーの蓋を剥ぐってみるとこのカメラも各レンズが接着剤で固定されていた。対物レンズ2枚と保護ガラスの間隔が狭い、というよりこの3枚はほとんどくっ付いている。アリの這い出る隙間も無い。
とりあえずファインダーブロックを上部カバーから外して手の届く面だけ拭いてみた。
以前よりは良く見えるようになった。
だけどまだ霞がかかって見える。対物レンズも拭かないとだめなようだ。
このままでも使えないことはないけど、さてどうしたものか。
(続く)

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