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2007年3月 3日

オリンパス ペンS 続きの続き

次はシャッターの動きが遅い原因を調べてみる。
裏から見るかぎり羽根にオイルなど付着しているようには見えない。原因がわからないのでレンズと速度設定リングを外して見た。
やっぱりわからない。
ただバルブシャッターの作動不良の原因はすぐ分かった。それ用のカムというかレバーの動きが悪くなっていた。
というわけで、困った時の乾式潤滑剤。軸にこれをちょこっと染込ませたら一発で直った、といっていいのかは疑問だけど、この部分は高速で動く場所ではないので問題ないだろう。

シャッターの動きは相変わらずノロい感じなのでついに本体から外して見ることにした。
そのためカメラ前面の張り革を剥がす。それまでは捲れもなく綺麗な状態だったけど、40年以上も経ってもろくなっているため剥がすときにボロボロになってしまった(無理に引張ったせいもある)。カメラに悪いことをしてしまったような気分だ。もし使える状態になったら新しいのと張替えよう。

羽根をバラして見たところそれほど汚れてるようには見えなかった。でももしかしたらという気がしないでもないのでとりあえずその辺を掃除して組んでみる。
結果は同じだった。
再びバラす。
結局、羽根を外した状態で作動させても動きは同じだった。

疲れたので今日はこれで止め。
(まだ続く)

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