« オリンパス ペンS | トップページ | オリンパス ペンS 続きの続き »

2007年3月 2日

オリンパス ペンS 続き

やはりファインダーはスッキリしていたほうが気持ち良く撮れるので、対物レンズと保護ガラスを拭くために摘出を試みた。
硬い接着剤で固定されていたので、柔らかくなるかどうか分からないけどシンナーで湿らせておいてコンパスの針で突っつく。突っつく、突っつく、突っつく、突っつく、突っつく・・・・・・・
少しづつ撥ね飛ばしていったらなんと外れた。思わず笑み。
それぞれの面を拭いた後、またもとの位地にはめて覗いてみる。
「!!」
あまりにもスッキリ見えるので驚いた。あきらめないで良かった。
ファインダーは暗い感じだけどこれはこういう仕様らしい。
あとはまた接着剤で留めておく。どんな接着剤を使ったら良いかわからないのでとりあえず手元にあった黄色いネバネバしたのでちょこっと留めておいた。
接眼レンズの周りに新しいモルトプレーンを張った後、ファインダーブロックを元どおり上蓋に取付けてファインダーの作業は終了。

フィルム巻上げが止まらない不具合は、シャッターチャージ関係のリンク部を掃除したら以前よりは良くなった。普通に優しく巻上げている限りは問題はない。だけど少し乱暴に巻上げた時は止まらずに続けて巻き上がってしまう。
どうやらシャッターをチャージするレバーの引っ張り方がほんの少し足りないためロックがが掛からないようだ。リンクのどこか擦り減ったのだろうか。
ってよくよくよくよく調べてみたらチャージレバーを引っ張るコイルスプリングの端っこの一巻きが変形してわずかに伸びていた。長さにしてコンマ数ミリだけど、かなり強めのスプリングなのでこの差は大きい。
070301pen1 修正は難しいのでスプリングのフック部分を少し余計に曲げて長さをちょこっと縮めてみた。
思ったとおり今度は乱暴に巻上げてもカチッと確実に止まる。フィルムを無駄にしなくて済むようになったのだ。
(さらに続く)

|

« オリンパス ペンS | トップページ | オリンパス ペンS 続きの続き »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オリンパス ペンS 続き:

« オリンパス ペンS | トップページ | オリンパス ペンS 続きの続き »