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2006年7月 8日

エクタクロームE100GX

 コダックが「暖かみのある色」をうたい文句にしているE100GXを使ってみた。
 暖かみがあるといったら白熱電球の明かりで撮ったような写真を連想してしまうけど、用途が限られてしまうのでそんなわけはない。フジのセンシアIIIより少し赤いくらいだろうか、などと想像しつつ現像からあがってきたポジを見たら、なんと普通だった。

0708e100gx  センシアIIIで同じ場所を撮ったものと比べてみた。15分ほど時間差があり小雨のぱらつく天候だったので条件はまったく同じというわけではないけど、このポジを見る限りではセンシアIIIのほうが暖色に写っている。E100GXは暖色というより青紫系な感じ。そのためセンシアIIIより白が際立って見える。これはセンシアIIIが軟調なせいもあるけど。
 梅雨空の下で菖蒲とかアジサイを撮るにはE100GXほうが良いように思う。でも普段の散歩とかで使うならやっぱセンシアIIIだな。
Bessa R3A NOKTON classic 40mm F1.4
(上)エクタクローム E100GX
(下)フジクローム センシアIII

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