NOKTON classic 40mm F1.4
40mmの画角がなんとなく好きだった。それとこのレンズが歌い文句にしている「クラシックな味わいのある描写」も味わってみたかった。そんな理由でこのノクトンクラシック40mmF1.4を入手した。ちなみにクラシックといってもレンズの設計が古いわけではないらしい。新しい設計だけど特定の収差を意図的に残しているという。
収差というと以前は画質を低させるだけでレンズにとっては厄介者でしかなかった。今でもその状況には変わりないのだけど、技術が発達した現在ではどのメーカーのレンズも収差を極力抑えて優秀な描写をする優秀なレンズだらけになってしまった。となると、それじや面白くないな〜と考えるひねくれ者が出てくるのが世の常なわけで、このレンズはそんな発想から生まれたのだと思う。
いっそのこと外観もクラシカルデザインにすれば良かったのに、そう思うのは私だけ?
この画像ではわかりにくいがハイライト部分には滲みが見られ、全体的に柔らかな描写をする(やや後ピンのせいもある)。絞り解放なので周辺部の光量低下が目立つが、画質は周辺部でもほとんど低下がみられない。思っていたほどクセはない。やはり現代のレンズだなと思う。
Bessa R3A NOKTON classic40mmF1.4
FUJI RDP3 F1.4 AE
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント